TECHNIQUE

技術情報

SBIFT技術(原位置せん断摩擦試験)

SBIFT(エスビーアイエフティー)はSelf Boring typed In-situ Friction Testの略で,原位置せん断摩擦試験の略称です。自然地盤の応力を緩めることなくセルフボーリングで掘削し,そのボーリング孔を利用してプローブの膨張とせん断により地盤の強度と変形特性を一体的に測定する試験法です。

特徴

原位置でせん断度(c・φ)・変形係数(E)を求める試験法である。セルフボーリングで掘削するため、地盤の応力開放が少ない。

従来の試験法では困難であった軟弱地盤や礫混じり地盤、強風化軟岩の評価に適用可能

試験の手順

1. 通常のボーリングにて試験震度の手前までφ116で掘進
2. アウターロッドを繋ぎながら、孔底まで吊り入れる
3. ボーリングロッドを接続し、ボーリングマシンを用い掘削、送水を行う
4. 試験深度までセルフボーリングで掘削
5. 試験機器の設置

SBIFTの設置フロー

セルフボーリング時の挙動

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